女優のリンジー・ローハンが、歌手のピットブルらを相手取って起こしていた訴訟に敗訴した。
リンジー・ローハンから訴えを起こされていたラッパーのピットブル
リンジーは、2011年のヒット曲「Give Me Everything」において、自身が侮辱されるような歌詞をラップしているピットブルと作詞担当のニーヨおよびアフロジャックに対して訴訟を起こしていた。
アメリカ時間2月21日、ゴシップサイト「E!」によると、ニューヨーク州連邦裁判所判事は同曲の歌詞は米憲法修正第1条で保障された権利、表現や宗教の自由に守られているためとして、リンジーの訴えを退けた。
ピットブルの弁護士は、「今回の勝利で、アーティストが歌で自己表現する権利があるということをより明確にすることができただろう」とコメントした。また、訴えを起こされたピットブルはショックではなかったが、失望した様子だったという。
リ
ンジーは2011年8月に、自分の名前を不当に使われたことに対し腹を立て訴訟を起こした。リンジーの弁護士が法廷に提出した書類によると、「被
告人のその歌詞は、大衆性を持ち、原告に対して激しく非難し、さげすみ、名誉毀損となるために、原告に修繕できない損害を与える」という理由だった。リン
ジーの弁護士は、同曲がいかなる場所でも放送されるのを中止することを求め、損害賠償を求めていた。
ピットブル、ニーヨ、アフロジャック
が同曲を発表した時には、まさかリンジー本人から訴えを起こされるとは思ってもいなかったことだろう。しかし、
表現の自由が保障されているからといっても誰かを傷つけるためにあるものではないので、アーティストたちは限度をわきまえることも必要なのかもしれない。
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